今年もこの季節がやってまいりました。東光寺のおどる落語!!

夢の瀬川を渡って、夢から夢へ。
ダンス、語り、音楽で紡ぐ落語の世界。

2019年
4月12日(金)19:30
4月13日(土)14:00
※両日共開場は開演30分前です

会場:東光寺
(滋賀県大津市大萱2丁目29−1)
JR琵琶湖線「瀬田」駅 北口より徒歩5分
「瀬田」駅は、京都駅から新快速で「石山」下車、普通に乗り換えて1駅目(約20分)。
もしくは京都駅から普通電車で5駅目です。

料金:前売2000円/当日2200円
※未就学児 無料、小〜高 お志で

構成・演出・出演
池端美紀
伴戸千雅子
マダムT

音楽
スパン子(アコーディオン)
輿石Bucky智弘(アルトサックス)

※チラシに掲載のありました、ほうすけ3の出演はのっぴきならない事情によりキャンセルになりました。

ミクストメディア
小池芽英子

照明
竹ち代毬也
ネコ・ザ・ポンティ

照明プラン・演出アドバイス
竹ち代毬也

チラシデザイン、イラスト
島田雄一

「どんな夢って、ばかばかしい夢よ。しかしなんだよ。へその緒切ってはじめてだよ、どうもいい女だった」
「えっ、いい女?どんな夢をごらん遊ばしましたの」
落語『夢の瀬川』は、うたた寝で見た夢にうっとりする若旦那と、その夢にやきもちをやく女房のお噺。若旦那が語る、あまりにも鮮やかな風景描写に、女房は夢と現実の見境いがなくなってしまいます。
みなさんはどんな夢をご覧になるでしょう。
思いもかけぬ夢にギョッとしたり、夢さえも変わっていくと落胆したり、夢だから「よし」としたり。妙に気にかかる夢もあれば、大事に心にしまっている夢もある。深〜いところの意識ってやつと繋がってるんでしょうかねえ。それもなんだか世知辛い。
さて、今回は、『夢の瀬川』を入り口に、あっちの夢、こっちの夢へと渡りながら、あちら側から人の世を眺めてみようという寸法です。みなさまのお運び、お待ち申しております。

お問合せ
Mail:yumenosegawa@gmail.com
Tel:090-8468-0321

チケット予約
下記のご予約フォームにてご予約ください。

https://goo.gl/forms/gmyv2uN59lr4dRkM2

おどる落語シリーズとは?
2017年にスタート。日常的感覚をひょいと飛び越えて、さもありなんと笑わせる落語を題材に、パフォーマンスを創作する。ダンサー、語り手、美術家、音楽家がお互いの領域を少しずつまたぎ越えながら、落語というお噺の不思議をほどこうとする。落語に触れることで浮かんでくる、日常生活のささいな感覚やからだの有り様を開きながら、「生きる」ことを楽しく学ぶ試みを続けている。

伴戸千雅子
ダンサー/振付家。社会生活の中で、もやっとする「感じ」や、言語化の過程でこぼれ落ちる微妙な「感じ」に、踊りの種がある。カラダにもっと話をさせたいと模索している。女性の子育て、介護をテーマにした「おしもはん」、自閉症の感覚を言葉から探った「dots」など。

池端美紀
生まれてから引っ越しが15回。現在大津在住。
踊ること、ヨガ、ピラティスを通して、移ろいやすく儚いカラダの感覚や、人と人の間に生まれては消えるものをカタチにおこすうち、生き物として変わらないものに触れる。
ソロ作品他、共作も多数。

マダムT
昔話の語り手。2013年頃からダンスと語りとの組み合わせという試みをはじめる。2017年から「おどる落語」に参加。「言葉」と「身体の動き」について思いをめぐらす日々。

スパン子
ピアノ、アコーディオン弾き語り。長野県大町市の木崎湖畔在住。畑や田んぼをやりながら、ピアノを弾く、音楽を生み出す、生きる。1st album『spannkosmo』2nd album『spannkosmo-piano』に続き、3rd album製作中。

輿石Bucky智弘
alto saxophone奏者 1972年東京生まれ 向かうべき音楽にまつわる全てを独学 saxophoneによる表現の可能性を追求し続けている。

小池芽英子
絵かき·美術家。行きたいところや行ったところを記してもらう黄色い地球儀《live-rally》と一緒に季節を巡る。いろんな分野の人たちと共同作業に愉しみながら絵描きの本分を謳歌している。