なんとなくだが、感じたものがある。
信濃の男は、はじめはそっけなく、素朴で
何度か話してみるとやわらかく、おおらか。
もっと知るとかなり頑固で、大胆である。
長野の山みたいだな。
あんまりに暑い
冷房が苦手
窓開けはなしでも暑い、冷房つけたら具合悪い
放射能のことも気にしながら、
出かけたら冷房と暑さの交互で気が狂いそう
そんな夏、不可能だ!!!
というわけで、夏は息子と長野で過ごすことにしました。
初めての避暑であり、軽く避難でもあります。
私が大好きだったあの頃の夏を過ごせるかもしれない。
夏は暑くて,気持ちよい。そんな夏。
長野でライブもやります。
私はキャンプ場でバイトしながらすごします。
自分の意見を話すのにどうしても苦労してしまう。
昔からそうで、国語の授業のように答えがあるわけでなく,私が私の中の答えを見つけて
言うのがとても難しかった。
曖昧で、たくさんのことがいいたいような気がして、それを端からつまんでいくと、つまんだ先からどんどん消えていってしまう。
幼い頃のいつか、自分の想いをいうことを諦めてしまった。
私が長女で、その方がうまくいくと思い込んでいたこともあるかもしれない。
家庭がそんな状況だったのかもしれないし、親の影響とか、両親の関係とか、いろんなことがあるだろうけれど、まあそれはいい。
その時その時生まれてくるものを、今こうですというのが苦手だった。
何か確固たるものが欲しかったのか。確固たる私でいたかったのか。
だけれど言う。確固たる私が欲しくて言う。
そういった私が私を捉える方法は
究極の利他だった。
こういうものだと全体を捉えるのにはおかげで長けた。
けれどそこに私はいない。
ぼんやりとしてとらえどころのない私が
ぼんやりとしてとらえどころのない歌を歌い、
私の中の私が満足しない。
何に満足していないのかすら、ぼんやりとしてよくわかっていなかったが、
ようやっと見えて来たものがある。
結局のところ,私はこうですということしか、人の心には届かない。
私の伝えて来たことは単なるフォルムで、色や形や臭いは届いたかもしれないが、
ただそれだけでしかない。
私が心を開いた時に、相手と初めて繋がれる。
私は、もっと交流したいのだ。人と。
今の私はこうなのですと、
赤裸々にあることが、私の今の挑戦です。
梅を瓶に入れておいたら発酵して梅エキスになった。
に続いて今度は、牛乳を冷蔵庫に入れておいたら、なんと腐るとかをすっとばしてヨーグルトになった。
以前、伊豆大島に行ったとき、そこいらに置いておいた果物やら野菜やらが勝手にどんどん発酵していて、火山島だから還元力が強いんだというはなしを聞いたのを思い出す。
三原山の裏砂漠で昼寝したとき、自分の体がぐつぐつと熱くなった。
3月の地震しかり、あっちらこっちらで地震は起きているし、火山は噴火しているし、なんだかこの体の奥の熱い感じも、今地球全体が活発になっているのを感じる。
我が家の車庫の前にある雑草的なものが、またしても木のように。
もうは私の背なんか追い越して、まるで幹のようだなと思った茎に実際触れてみたら「木の肌」だった。
それでふと、今息子の夢中になっている恐竜時代を思った。
恐竜時代って酸素濃度が高かったとかは聞くけど、もしかして単純に放射線量も高かったんじゃないかしら。
奇形とかいうけれど、植物はあっという間に適応しているだけな気がする。
更に。
最近地球歴という暦をもらった。
これが面白くって、カレンダーに水星とか,地球とかの画鋲を刺して、毎日動かしていく。銀河系の惑星の並びがわかるのである。真っ直ぐ並んでひっぱりあってるとか、力が増してるとか、そんなのも見えてくる。月ひとつで地球の潮が満ち引きするんだから、惑星同士の引力も相当な影響があるだろう。
太陽は活動上昇期、土星の大嵐、木星のあのシンボルのような赤い斑点も消滅したらしいし、銀河系自体がフォトンベルトという磁気の帯に入っているとかで、そりゃあ全部がぐつぐつしてくるよなあ、地球もぐつぐつするよなあと、なんだか納得してしまうのである。
大きくゆっくりうごめいている宇宙の変化がこんなにもわかりやすい時期なのかもしれない。
原発問題は人災だとよくいわれるけれど、そうだと思うと同時に、やっぱりこの自然界のバランスのヒトこまであるように思う。地球上に人が多すぎる結果なのかな。
この活動期に揺さぶられて、バランスがとられていっているのだろう。
そんな中でどうするのというところで、
人はやはり今出来ること、
心の底からやりたいことを最大限やるってことしかないよなあと思うのである。
パタと果てる瞬間、自分の中から迸る充実感が何か。
それで消えてしまうのだもの。
巨額の貯金とか名声では得られないものだよなあと思うのだ。
愛しのハライソに続いて、私の大好きな珈琲屋がある。
和歌山じゃんじゃん横町にある、カフェもくれん。
6月のツアーでもくれんの豆も買ってきました。
もくれんの豆は挽いても挽いてないみたい。
まったく感触がなくて、ミルが壊れたかなと思うくらい。
空回ししているといつの間にか挽き上がっている。
どういうことなんだろうか。
珈琲豆が壊れる寸前まで煎りきっているような。
でも焦げてはいない。 きっとじっくりじっくり。。。
そんなもくれんの丁寧な珈琲豆への愛をまた、感じてしまうのである。
もくれん夏ブレンドをアイスコーヒーで頂いています!
カフェもくれん http://co2lo.jp/janjan/mokuren/