2012年3月

母親

母たちは

ただ受け入れて、

いいよと笑って、だけど決して自分の感覚を閉じ込めることなく、

自分の場所を愛して

日々を抱きしめて

静かに輝いている。

それは美しく、

なんと切ない存在なのだろう。

自分の表現のことばかり考えて、我が儘に生きて来たものだから、

すごいなあと思うのです。

そして、そういう私も母でもあり、

そんな風に静かに輝いているだろうか、と問うです。

いのちのじかん

その時間が長ければよいわけではない。

時間は密度だと思う。

それがたとえ、短くとも
密度が濃ければ、いのちは限りなくひらく。

ひらいて歓び、うたう。

そのじかんが、いのちのじかんだとおもう。