2013年1月

土を踏むこと

昨日から、捻挫した左足の裏をベタっとついて、
左足の力で蹴りだせるようになった。

今までもびっこひきながら左足は付いていたのだが、
実際に左足に力をいれて、ぐっと踏ん張ると、
今まで止まっていた左足の流れが、動き出したのを感じた。

交通事故に遭い、股関節を骨折した友人が、
初めて足を付いたとき、血が巡ったのがわかったといっていたのを思い出す。
足の裏付いてねえと身体の血は巡らねえんだなと言っていた。

土を踏んで、初めて巡るものなのかもしれない。
よく地に足つけろとかいうけど、
あれは深い言葉だ。

足をくじく

生まれて初めて捻挫した。

たくさん転んできたけど、起き上がれないのは初めてだった。
どんなに痛くてもぱっと立ち上がり、平気な振りを見せたものだが。
そこからくじかれて、どんと凹んだ。
しかし年末からの来客つづきの終盤で、
表の気持ちだけが立ち上がってしまったものだから、
凹んだ内側と立ち上がった表側との間に大きな穴があいてしまって、
なんとか毎日を進めて行っている自分にイライラした。

久々にひとりになった。
お疲れさま。
私にはどうしてもこの・に還る時間が必要だ。

捻挫以来お酒も断って、寝る前には細胞に宇宙の理を吹き込んでいる。
捻挫から4日目、すっかり腫れは引いて、今朝は足をだいぶ普通につけるようになった。

穴の開いたまま過ごしていた私に周りはいい気がしただろうか。
私に還って初めて周りのことを考える。

今年は思う存分、私のことをやろう。

今日の素敵なことも

悲しい出来事も

嬉しいことも

最悪の事態も

すべて、その方向へ向いている

光の方へ