さあ、ブレンドTEAの制作も始まりました!
ブレンドTEAは side-a WE SINGのイメージブレンドティー。
side-a WE SING たくさんの歌い手さんたちが、華やかに歌っているアルバム。太陽、大地、空、地球を讃えて、宇宙をあおいで、そんなアルバムだ。民族模様に描かれている調和のような、暖かくて、芯があって、甘味もあって、でもスカッと元気が出るような、そんなお茶がいいなあ。TEAと言っているけれど、それはハーブティーなのだろうか?真ん中に大地のような、太陽のようなそんな強さが欲しいから、そうしたら紅茶なのかな?などと、まだぼんやりはしているけれど、確かにそこにある味を探る旅が始まった!
こちらも最先端八百屋、よろずやいっかくさんに相談したところ、てっきりハーブショップを紹介していただくことになるかと思っていたが、なんと漢方薬局が良いと思うというご提案。これがさすがの最先端八百屋のアンテナだ!と感心した。実は私は何度も漢方薬に助けてもらっていて、漢方薬に寄せる信頼はハンパない。羅列する漢方薬の棚などかなりワクっとしてしまう。しかし、私の漢方好きと今回のお茶が繋がるとは思ってもみなかった。そこを感じとって結びつけるアンテナ、素晴らしい!すでにお臍の奥を掴まれたような感じだ!
紹介していただいたのは安曇野にある森の漢方薬局芍薬堂。漢方薬の他に、ハーブも扱っている。いろいろなお店のオリジナルブレンドティーも作っているそうだ。芍薬堂のサングリアがとてもおいしかったので今回のブレンドにはよいのではないかと思ったとよろずやいっかくさん。サングリアかあ、美味しいよねえ、サングリアみたいなお茶ができたらいいなあ。イメージは膨らむ。
私のイメージは逐一妄想くらぶにお伝えしてきたので、こちらも美和ちゃんと芍薬堂の芙紗子さんとの間でやり取りが始まり、実際お会いしてお話を聴きたいということで、妄想くらぶー美和ちゃん、祐子、スパン子ーで芍薬堂を訪れることになった。
お店は本当に森の中にあった。写真を撮り忘れたので是非芍薬堂のホームページを見てもらいたい。素敵な場所である。芙紗子さんはお伝えしたイメージからいくつかのハーブを選んで準備して待っていてくれた。
まずベースにルイボスティー。そうだ、ルイボスティーがあった!!!大好きなお茶だ。赤褐色で、大地のイメージ。確か南アフリカのお茶。太陽を燦々と受け、熱い大地から生まれるお茶だ。
サングリアのようなということで、柑橘系のレモンピールとオレンジピール。シナモン、タイムもよいかもしれませんね、と芙紗子さん。それぞれの香りを確かめて、妄想クラブのテンションはアップしていく。
そして「なんとなく、これはどうかしら」とドン!と芙紗子さんが持ってきたのがポットマリーゴールド(カレンデュラ)。黄色い花びらが太陽の光のようで、香りも甘酸っぱいような日だまりの香りがする。これはよいかも〜〜と益々気分が高まり、並んでみたものを見ていくと、そうだなあ、色味からいうと、ピンク色が欲しいなあ。
すると、ローズピンクを持ってきてくれた。やっぱりローズの香りは最高だ。見た目もラブリー。役者が揃った感あり。
あとは、ブレンドティーのアイデアを出してくれた祐子が、その当初から「トゥルシー」を入れたい!!とずっと言っている。トゥルシー=ホーリーバジル、聖なるバジルだ。トゥルシーが入ったらきっとスッとして全体をまとめてくれるような気がする。トゥルシー入れてみましょうと芙紗子さん。ただお店にトゥルシーはないそうなので、妄想クラブでなんとかして手に入れることに。「トゥルシーを待ちながらブレンドしてみます!」と芙紗子さん。というところで今回の会合は終わった。
「なんとなくこんな感じかなと思ったけれど、どう?」という直感の飛び交う場。その流れのスムーズなこと。こうやって直感に従ってやっていくと、すんなりと、そしてバランスよくいくものよね。きっとすんごいお茶ができると思う!
次回はいよいよ試飲会です!