10月7日(土)に2回目のリハーサルが終わりました。
午前中9人、午後8人で無事みんなリハーサルを弾き終えました。
10月1日(日)のリハーサルからの通して思い返すと、みんな上手くなったなあと本当に思います。2年前のすずの音ホールでの大発表会の時から比べて、格段に違う!!
ピアノの演奏の内容もそうですし、ステージで演奏して不安になると私の顔を見る、というシーンがとても減って来たなと思います。以前のリハーサルでは曲を弾き終えるとほぼ全員が私の顔を見ました。音がなくなる瞬間というのは、今まで音を出すことで作り出していたその場の空気の責任が一気に全部丸腰の自分にのしかかってくるような、そんな気持ちになるものです。だから助けを求めるかのように、ほぼ全員、ピアノから手を離すか離さないかのところで私の顔を見ました。しかし今では、言わなくてもみんな、しっかり自分で弾き終えて、しっかり挨拶をして、ステージを降りることができるようになりました。嬉しいことです。みんながそれぞれ自分のできることを自分の足で立って演る姿というのは、とても気持ち良い。この経験はきっとこれから何かあった時に、強く自分を支えてくれるものになるはず、と強く思います。

リハーサルではいつも聴いている人は審査員になります。大抵みんな演奏の良かった点を書いてくれるのですが、今回はあと1ヶ月、ここを頑張ったら、もっと演奏が良くなるよというアドバイスをできるだけ書くように言いました。なかなか鋭い意見が多く、いい聴き方ができているなあと思います。7〜9人のグループでリハーサルをしましたが、意見を交わあった人が、1ヶ月後にどんな演奏になっているか、お互い聴き合えるといいなと思います。
それから今回も「おじぎ」という欄を作って採点してもらっています。私は日本のピアノコンクールでのお辞儀の仕方が本当に違和感満載で、言ってしまうと好きではありません。誰かがこういう風にやるようにと言ったのでしょうか。みんなおんなじお辞儀をします。でも素晴らしいピアニストの誰がそんなお辞儀をするでしょうか。皆、それぞれのおじぎ、その瞬間ピアノとピアニストの関係が見えるような、そんなお辞儀です。
ステージに立って、お客様と顔を合わせて、こんにちわ、これからピアノを弾きますと、そして、自分自身にも礼をするような気持ちでやってみてくださいと言いました。みんなそれぞれのやり方で、しっかりといいお辞儀ができるようになってきたと思います。他の人のお辞儀も見てみて、参考にもなったのではないでしょうか。照れないように!とか格好良い!とか、目線についてなども、○や△の記号とともに書かれていました。

さあ、あと1ヶ月を切りました。大発表会。まだまだできることは沢山あります。
頑張っていきましょう!!

 

●今日リハーサルで弾いた自分のピアノはどうでしたか?
・イマイチ!!思ったより指が動かない!
・のほほんとしてぼやけている。心がおいついてなかった。No——–!!ガーンガーン
・Noーーーー!!!もう一回弾きたくなりました!
・あらまって感じ。転んで転んで、すり傷だらけ。
・一回ミスしたら、続いてしまった。
・左手しか弾けなかったけど、良かった。
・いつも間違えないところが。。。3面、4面の曲が。。。。
・バラバラ、構成まだできてなかったが、今日のリハでわかりましたー。バラバラがすごくてびっくりしました。
・きんちょうしたけど、さいごに楽しかったです。
・最後の部分がたくさんつっかかったので、ますますまちがえました。「夢」は草や風を表現できて良かったです。
・前のレッスンの時につららちゃんから言われて、少し始めを小さくして弾けたらから良かった。
・すごいきんちょうして、ちょっとしっぱいでまちがえちゃいました。
・最初の方はスムーズに弾けたのに、途中で何もわからなくなって弾く場所を忘れてしまった。練習でしっかり覚えます。
・あまりうまくできなかったから、次頑張ろうと思った。

●発表会ではどんな風に弾きたいですか?
・遅くてもいいから情感大事に
・心と一緒になって、たくさんの音色を出して、ピアノからオドが流れていく感じで弾きたい。「いい演奏した!」って自分で言えるくらい。
・完全制覇して、気持ちよくしたいです!!
・場面ごとの流れというか世界観というか、その移り変わりを表現したい。和音の中のメロディーを意識して。軽やかに、重たく、そのギャップとか
・しっかりと正確に弾く
・右手も左手も間違えないように弾きたい。
・メドレーその2 もっと着々と。ノーミス(ノーボム、ノースペカ)ヴワルと明治、紅茶館は要練習!今回は低本の葉が散るように。。。
・もっとのびのびと私の世界が
・メヌエットの左手もすらすら弾きたいです。
・まちがえずに弾きたいです。そしてまちがえてもきんちょうせずにやりたいです。
・えがおのかおで大きく音を出したいです。
・まちがえないでじょうずにやる。
・発表会までにはまちがえないように練習。本番はそれ以上に多分緊張するから、気持ちを抑えて滑らかにリズムを崩さず弾きたいです。
・まちがえないで最後まで弾きたい!!